弁護士に依頼するメリット
相続人間で合意ができており、紛争に発展しないことが明らかであれば司法書士や行政書士の先生方に相談するという選択肢もありますし、相続税の納税や節税に関しは税理士の先生も相談にのってくれます。
弁護士の役割は、相続の紛争を予防し、実際に問題が起きた際には依頼者の希望に沿うよう他の相続人と交渉することです。弁護士は相続人同士の紛争を予防する他、紛争解決や調停・裁判での代理交渉を行えます。
具体的には以下のようなメリットがあります。
- 遺産分割協議を適切かつスムーズに進め、分割後に紛争が蒸し返されないようにできます
- 他の相続人との話し合いを任せることができます
- 遺留分を侵害された場合、遺留分相当の財産を取り戻すことができます
- 相続手続全般を代行することができます
- 遺言書の作成は形式面も実質面も重要ですが、ミスがなく作成することができます
- 相続する財産や相続人の調査をすることができます
- 相続放棄や限定承認すべきかアドバイスできます
- 遺産分割を進める際に自分の希望を反映させることができます
- 将来的に予想される紛争を事前に防ぐことができます
弁護士でなければ依頼者の代理人となることはできず、弁護士だけが対処可能なことは多々あります。
相続に関して何か問題や不安があれば、まずは弁護士にご相談ください。